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プレイベートもビジネスもこれ一本でOK!PT TRINOとは?これだ!

おはこんばんちは!

最近、微妙な寒さが続き、夜も窓を開けるかどうか迷っているメタボリーマンのhukusukeです。

このブログでも度々重要性を訴えてきたメンズのパンツですが、そのシルエットの良さでファンを虜にしメンズドレス業界の中でもトップクラスに人気なブランドがあります。

それこそ「PT TRINO」(旧PT01、PT05)です!

今回は先日ご紹介したドレスパンツ界の雄「PT TRINO」についてご紹介していければと思います

 

 

 

 

PT TRINOとは

PT TRINOは「メンズクロージングにおいて最も重要なアイテムはパンツ」というコンセプトの下、2008年にイタリア・トリノで誕生したパンツ専業メーカーです。

このブランドは、トリノで生地屋を営んできたFASSINO家の四代目である「PIERANGERO」氏が創設しました。

創業当時は「COVER」というブランド名でしたが、ボリオリやインコテックス、ブルネロクチネリといった一流ブランドに努めた経歴を持つ「MARIO STEFANO MARAN」氏をディレクターとして迎えてからブランド名を「PT01」に変更。

いまだに「PT01」というブランド名の印象が強い方も多いかもしれません。

PTとは「PANTALONI TORINO」の略でトリノに拠点を持つ前ブランド「COVER」社を由来としており、「01」はパンツのNO.1という意味があるようです。

更に現在は世界的なファッショニスタでもある「Domenico Gianfrate」氏をディレクターに向かい入れ、ブランド名を現在の「PT TRINO」に変更。

引用元:https://knowessence.com/

製造をOEMにしているメーカーも多い中、同ブランドは自社工場にてすべての工程を手掛けている為、ボタンやステッチなど細かなディティールにも拘り抜いています。

個人的には「PT」が「PANTALONI TORINO」の略だとするならば、「PT TRINO」は「PANTALONI TORINO TRINO」とTRINO2連続になる気がしますが、、。

トリノへの熱いリスペクトを込めているのか、もしくはこの略が私の勘違いかもしれません笑

 

Domenico Gianfrate(ドメニコジャンフランテ)氏とは

現在のPT TRINOを語る上で外せないのがアートディレクターのDomenico Gianfrate(ドメニコジャンフランテ)氏です!

引用元:https://knowessence.com/fashion/

イタリアンファッションにご興味がある方なら一度は見たことある人物ではないでしょうか。

白髪に九分丈のパンツ、黒いメガネ等、イタリアを代表する?!伊達男である同氏についてご説明していければと思います。

自身のブランドである「Domenico Gianfrate(ドメニコ・ジャンフラーテ)」のオーナーであり、PT TRINOのアートディレクターでもあるジャンフラーテ氏。

彼は幼い頃から洋服が大好きで、サルトだった母親に自らデザインした洋服を作ってもらっていたといいます。既製品を買っても、必ずどこかをカスタマイズしていたお洒落少年でした。

流石!生粋のファッショニスタですね!

また、彼はファッショニスタというだけでなく、セリエAでプロサッカー選手として活躍していた過去を持つという異色の経歴を持ちます。

いや、どんだけイケメン要素詰め込むんですか!!笑

控え目に言ってカッコよすぎます!

そんな彼には、着こなしのルールのようなものが存在します。

1.パンツは九分丈、靴は素足履き

なで肩を強調させないよう、パンツを九分丈にする事でバランスをとっていると思われます。
また、履く靴はローファーがほとんどですが、靴下は履かず素足履き(恐らくインビジブルソックスは履いている)です。

簡単にできる事だけに、すぐマネしたくなりますね笑

2.胸元

ネクタイを締めていない場合は、胸元をガバっと開けてシャツを着る事が多いです。

イタリア人だから似合うんだよ!!っとお思いかもしれませんが、なにも外国人だけの特権というわけではなく、引き締まった肉体と、キチンと整った髪型、キレイな肌があれば日本人でも似合うと思います。

しかし、胸元を開けている人に良いイメージがないのは、髪や肌が整っておらず横柄な態度をとる成金チックな人が良くこのような格好をしているからじゃないかなと個人的には思います。

胸元を大きくみせるコーデは、ベースは知的な印象なのに胸元はワイルド!そんなギャップを出せる彼だからこそ際立ってカッコイイのかもしれません。

3.使用する色は、原則3色以下

彼は靴以外に使用する色は凡そ3色以下に収まっています。

色を使わなければ良いのかと言われるとそうではなく、同じ色でもグラデーションでまとめたり、素材感で奥行きを出したりと様々な工夫をして単調にみえない着こなしをしています。

3色以上に色を使いすぎると服装が子供っぽく見えてしまうので、色は3色以下におさえたほうが大人っぽくみえるといわれています。

これも是非マネしたいルールです!

モデル紹介

ここからはPT TRINOのモデルを紹介していきます。

1.SLIM FIT

引用元:https://www.imn.jp/post/108057201636?page=3

テーパードは効きつつも全体にゆとりを持たせた事でリラックスした履き心地を実現したベーシックモデル。

THE定番の1品で、すべてのモデルの基準になっていると思います。

渡り幅 31.5cm
裾幅 18.0cm

2.SUPERSLIM FIT

引用元:https://www.imn.jp/post/108057201636?page=3

ヒップ周りから裾まで細く設計されたモデル。PT TRINOのモデルの中で一番細身かと思われます。

正直メタボ体型にはスキニーバリの細さがキツイです、、着こなせたらカッコよいかと、、

痩せよう、、笑

引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/mb/page/list/brand/pt01/pants/rk.html

渡り幅 30.5cm

裾幅 17.5cm

 

3.EVO FIT

引用元:https://www.imn.jp/post/108057201636?page=3

膝から上は「SLIM FIT」、膝から下は「SUPER SLIM FIT」と同じになっているというハイブリッドモデル。

太ももは多少ゆったりですがテーパードが効いているのでかなりスッキリ見えるモデルかと思います。

引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/mb/page/list/brand/pt01/pants/rk.html

渡り幅31.5cm
裾幅 17.5cm

4.GENTLEMAN FIT

引用元:https://www.imn.jp/post/108057201636?page=3

股上はやや深めでゆとりのある腰回り。コインポケットなどクラシカルディティールが特徴な、各セレクトショップでもよく見かけるモデル。

クラシック回帰が流行りの為、一番注目されているモデルといっても過言ではないかもしれません!

因みに、股上が深くお腹も隠れやすいのでメタボには優しく流行りにも乗れるという、個人的にも注目のモデル。

引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/mb/page/list/brand/pt01/pants/rk.html

渡り幅 32.5cm
裾幅 17.5cm

5.CARROT FIT

引用元:https://www.rakuten.ne.jp/gold/mb/page/list/brand/pt01/pants/rk.html

GENTLEMAN FITより、ゆったりした腰周りから絞り込まれた裾幅までのシルエットが“キャロット=人参”を彷彿とさせるモデル。

この中では一番カジュアルな印象を与える一本で、あまりセレクトショップでは見ないモデルかなと。

渡り幅 33.0cm
裾幅 18.5cm

 

まとめ

今回はPT TRINOの歴史と、代表的なモデルをご紹介しました。

正直PT TRINOのパンツを数本持っているだけで、ビジネスはもちろん、プライベートな服装も網羅できちゃいますのでかなりオススメですよ!

PT TRINO DENIMについてもいつか継ぎ足しで記事にしていければと思ってます。

今日はここまで!

それではまた。

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